<ソチ冬季パラリンピック:バイアスロン女子12・5キロ立位>◇14日

 運営ミスにより終盤までトップだった出来島桃子(39=新発田市役所)が順位を下げて7位になる事態が起こった。

 日本チームが審判団に抗議したが覆らなかった。荒井秀樹監督は国際パラリンピック委員会(IPC)に文書で抗議を申し入れることを表明した。

 このレースでは、本来1周2・5キロのコースを使用するはずだったが、コースを示す標識の設置があいまいで、1周目に多くの選手が1周3キロの男子のコースへ入ってしまった。

 出来島選手は正しいコースを通って首位に立ったが、終盤に競技本部が「(他選手との)公平性と距離を合わせるため」と、最終周で男子のコースを走るよう求める指示に従ったため、順位を落とした。

 荒井監督は競技本部が標識設置のミスを認めた上で、順位を公式記録にしたいと申し出たことを明かし「ナンセンスな競技運営で選手がかわいそうだ」と批判した。