ラグビーの大学日本一を決める大学選手権決勝は、今日8日に東京・国立競技場で帝京大と天理大が対戦、帝京大は82~84年度の同大以来史上2校目の3連覇を目指す。7日には、東京・日野市のグラウンドで最終調整し、岩出雅之監督(53)は「プレッシャーより幸せを感じて」と選手に呼び掛けた。

 恒例のジャージー授与式を前に、同監督は「思い出してほしい」と切り出し、震災で部の活動を一時休止した時のことを話した。まだ大変な思いをしている被災者もいる中、「ラグビーに没頭できる幸せ」を強調。自身の故郷和歌山でも、昨年9月に台風12号の被害にあった知人がいる。「それに比べたら我々の80分は短い。しんどいことなどない」。3連覇への重圧など不要と諭し、「勝っても負けても笑えるように」。

 選手もすっかり落ち着いた表情で、対抗戦優勝時には見送った「監督胴上げ」について、「明日はその時の感謝も含めて、高く舞ってもらいたい」(SH滑川)と話していた。