大相撲で横綱白鵬(29=宮城野)が史上単独最多33度目の優勝を達成してから一夜明けた24日、所属する東京都墨田区の宮城野部屋には、大鵬夫人の納谷芳子さん(67)らから祝福の花が続々と届いた。

 師匠の宮城野親方(元前頭竹葉山)は、優勝を決めた前日13日目の稀勢の里戦について「いい相撲を取ってくれた。(優勝決定は)14日目くらいかなと思っていたけど、あまりにも早過ぎてあっけらかんとしたよ」と喜びとともに驚きの表情を浮かべた。弟子の偉業に「今場所は、場所に入ってから体が出来てきた。最初より良くなった。体を作れるのは、すごいと思う」と感心していた。