大相撲の高田川部屋に入門した谷松将人(しょうと、鈴木から改姓=15)が19日、都内の同部屋で初稽古を行った。神奈川・大磯中3年で野球一筋の相撲未経験者だが、身長195センチ、体重140キロの体格。高田川親方(元関脇安芸乃島)らの指導のもと四股、テッポウ、すり足に加え、立ち合いの稽古なども経験し「きつかったです。やっぱり野球とは違う。目標は千代の富士」と話した。師匠も「運動能力は高い。すり足などは兄弟子よりうまい」と期待。春場所(3月9日初日、大阪・ボディメーカーコロシアム)の新弟子検査で合格後、前相撲で初土俵を踏む。