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大曲工センバツ壮行会「気持ち高まった」

全校生徒の拍手を受けながら退場する大曲工ナインと阿部監督(右)
全校生徒の拍手を受けながら退場する大曲工ナインと阿部監督(右)

 第87回選抜高校野球大会(3月21日から12日間、甲子園)に出場する大曲工(秋田)で19日、選抜旗授与式と壮行会が行われた。壇上で校章と校名が入った紺色の選抜旗を受け取った岡本昌真主将(2年)は、旗を頭上に高々と上げて全校生徒に披露。「いっそう気持ちが高まりました。東北、秋田に元気を与えられるようがんばってきます」と決意表明した。

 初めての甲子園に挑むナインの心強い味方が、東北大会12年連続出場、昨年の全国大会優秀賞の“強豪”吹奏楽部だ。入退場の際にはセンバツ行進曲の「Let It Go~ありのままで~」を演奏。22人の少数精鋭で体育館に重厚な音を響かせ、会を盛り上げた。

 センバツ本番へ吹奏楽部の準備も着々と進んでいる。出場が決まると、野球部から1人1人の打席で演奏する「応援歌」のリクエストを受け付け、数日前から約23曲に絞って練習をスタートさせた。

 顧問の三浦紀子教諭(43)は野球部のメンバーがまだ発表されていないため具体的な曲は「私の口からは言えません」としながらも、新曲が4、5曲含まれ、選手それぞれに合った選曲になると明かした。甲子園ではさらにOBも加わり、約40人のブラスバンドで勝利を後押しする。【高場泉穂】

 [2015年2月20日10時54分 紙面から]









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