三沢商(青森)が、29年ぶり2度目の甲子園で初得点を奪った。

 0-9の6回2死二塁で、3番冨田日南登内野手(3年)が左越えに2ラン。8回には代打の金渕幹永(2年)が左翼席にたたき込んだ。

 前回出場した86年は開幕試合で甲西(滋賀)に0-7の完封負け。冨田日は「1点が欲しかった。打った瞬間に入ると思った」と会心の一発を振り返った。