花咲徳栄(埼玉)が4試合連続の2桁安打で盛岡大付(岩手)を破り初の4強入り。県勢初優勝へ残り2勝となった。

 花咲徳栄が2回に先制。先頭の4番野村佑希内野手(2年)が今大会2号となるソロ本塁打を放った。盛岡大付もその裏、籔内海斗内野手(3年)の左越え適時二塁打で追いついた。

 花咲徳栄は3回、2死三塁から遊撃手の失策で勝ち越し。4回にも1点を、5回にも押し出し死球と高井、小川の適時打で計4点を追加し、リードを広げた。9回には西川愛也外野手(3年)の犠飛などでダメ押しの3点を追加した。

 花咲徳栄先発の綱脇慧投手(3年)は8回を8奪三振1失点の好投。9回から清水達也投手(3年)へつなぐお決まりの継投でリードを守りきった。

 22日の準決勝では東海大菅生(西東京)と対戦する。