<全国高校野球選手権:智弁和歌山8-7白樺学園>◇14日◇2回戦

 白樺学園(北北海道)が、強力打線の智弁和歌山(和歌山)に延長10回の末、サヨナラ負けを喫した。

 4点ビハインドの7回、1死満塁から3番小林航投手(3年)が、北海道勢としては史上初の満塁本塁打を放ち同点に追いついた。初回1死一、二塁から先発小林をリリーフした川越翼中堅手(3年)が172球の熱投を見せ、打線も2度勝ち越したものの、最後は智弁和歌山の粘りに屈した。戸出直樹監督(35)は「力の差はあったと思うけど、一生懸命やってくれた」と、ナインの健闘をたたえた。