【金子真仁の獅子担日記24】そんな中で顔を上げて球場入りする人がいた 蛭間拓哉だ

2026年のペナントレースはあと約1カ月で終わります。初めて上位争いをする若獅子も多い西武は、最後は果たしてどの位置に。変則日程も多い9月、心身の対応力も試されます。月3回の獅子担日記、9月の前編です。

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■9月1日(火)

栗山巧外野手(43)の引退試合が終わって、最初の試合だ。静寂と歓喜と涙の1日。優勝争いの最中でチームを一つに束ね直す、そんなタイミングだった。

普通にいけばいい流れの中で、この次のロッテ戦に臨める。ただ、高野が先発してくると知った時から嫌な予感はした。

前半戦。ロングリリーフで出てきた高野に、西武打線が崩されたイメージしかない。今季チームで5安打しているようだが、高め直球と独特な緩いフォークに空振りを量産していた記憶しかない。

しかも今節のロッテ-西武はこの1試合のみ。そこにサブロー監督はあえて高野を当ててきた。数字上はまだ逆転CSを残すチームからの、強いメッセージ性を感じる起用に思えた。

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1980年11月、神奈川県座間市出身。法大卒、2003年入社。
震災後の2012年に「自転車日本一周」企画に挑戦し、結局は東日本一周でゴール。ごく局地的ながら経済効果をもたらした。
2019年にアマ野球担当記者として大船渡・佐々木朗希投手を総移動距離2.5万キロにわたり密着。ご縁あってか2020年から千葉ロッテ担当に。2023年から埼玉西武担当。
日本の全ての景色を目にするのが夢。22年9月時点で全国市区町村到達率97.2%、ならびに同2度以上到達率48.2%で、たまに「るるぶ金子」と呼ばれたりも。