<全国高校野球選手権>◇10日◇1回戦

 仙台育英(宮城)が春夏連覇を狙った浦和学院(埼玉)に11-10でサヨナラ勝ちした。このほか福井商、作新学院(栃木)、鳴門(徳島)が2回戦に進出した。

 今春のセンバツ8強の仙台育英は6回に4点を返して10-10の同点とした。9回に好投手小島を救援した山口から熊谷が適時二塁打し、打撃戦に決着をつけた。

 22度目出場の福井商は1-2で迎えた8回、2つのスクイズなどで計3点を奪って逆転。9回に亀井のソロ本塁打で追い上げた甲子園初出場の帯広大谷(北北海道)を4-3で振り切った。

 昨夏8強の作新学院は序盤から着々と加点し、春夏通じて初出場の桜井(奈良)に17-5で大勝。鳴門は松本の満塁本塁打を含む14安打を放ち、星稜(石川)を12-5で下した。