<全国高校野球選手権:明徳義塾2-1瀬戸内>◇13日◇2回戦

 明徳義塾が瀬戸内の好投手、山岡泰輔投手(3年)を攻略し、出場15大会すべてとなる初戦勝利を挙げた。

 5回、先頭の宋■均外野手(3年)が左翼へ先制ソロを放つと、1死満塁から畑光内野手(3年)の浅めの左飛で、三塁走者の馬場雄大捕手(3年)が「タイミングはギリギリでしたが、相手投手もよかったのでここが勝負と思いました」と好走塁で生還した。

 馬淵史郎監督(57)は甲子園春夏通算41勝となり、常総学院などで40勝を挙げた木内幸男前監督(82)を抜いた。馬淵監督は「あの人は越えられない。木内さんから、『オレの後継者はお前』と言われたことはあるけどね」と笑顔だった。※■は白の右に白、その下に大、その下に十