レッドソックスは4日、フリーエージェント(FA)となっていたデービッド・プライス投手(30)と7年契約を結んだと発表した。

 地元ボストンで記者会見したプライスは「歴史的に勝利を重ねてきたチーム。自分も勝ちたい」と意気込みを語った。背番号は24。複数の米メディアによると、契約の総額は2億1700万ドル(約260億円)で、平均年俸3100万ドル(約37億円)は投手のメジャー最高額となる。

 プライスはレイズ時代の2012年にサイ・ヤング賞(最優秀投手賞)に選ばれた球界を代表する左腕。今季はタイガースとブルージェイズで計32試合に先発し、18勝5敗、防御率2・45だった。来季に向け「開幕戦とプレーオフは(普段の試合とは)別物。楽しみにしているし、準備はできている」とエースとしての自覚を口にした。

 2年連続でア・リーグ東地区最下位に沈んだレッドソックスには上原浩治、田沢純一両投手が所属している。