カブス上原浩治投手は延長12回に登板し1回を3者凡退に抑え1三振を奪った。この試合で1試合48三振のメジャー新記録が生まれた。

 試合は延長18回までもつれ、5-4でヤンキースが勝った。両軍合わせて15人の投手が登板し全員が三振を奪った。ヤンキースが26個、カブスが22個の三振を奪った。打者ではヤンキースのヒックスとヘッドリーがともに4三振。マルチ(複数)三振を喫した打者が14人もいた。

 これまでの1試合最多三振記録は43。

 決勝点は18回表1死三塁から遊ゴロ野選で入った。その裏ヤンキースは2死一塁とされるとカブスの4番リゾを敬遠。一、二塁と得点圏に走者を背負ったが次打者は投手のストロップ。野手を使い切ったカブスは代打に投手のヘンドリクスを送ったが三振に倒れ試合終了。

 延長18回はインターリーグ(交流戦)最長。試合時間は6時間5分だった。