ブルワーズの抑え右腕コリー・クネバル(25)が、開幕からの連続試合奪三振を38に伸ばし、救援投手のメジャー記録を更新した。

 パイレーツ戦で2点リードの9回に登板し、先頭の4番ベルを武器のナックルカーブで空振り三振。14年にレッズの左腕アロルディス・チャプマン(現ヤンキース)が記録した37試合を上回った。クネバルは後続も打ち取り、3者凡退で今季12セーブ目を挙げた。

 先月中旬に中継ぎから配置転換されたばかりの新守護神は、今季メジャー最多タイの38試合に登板し防御率0・96。37回2/3で65三振を奪い、奪三振率は15・53を記録。今季10試合以上投げている選手ではベタンセス(ヤンキース)、キンブレル(レッドソックス)に次ぐ数字だ。

 球団公式サイトによれば、開幕からに限らなければ1シーズンでのメジャー最長記録は殿堂入り投手ブルース・スーターがカブス時代にマークした39試合(77年)。シーズンまたぎではチャプマンの49試合(13~14年)が最長記録となっている。