ドジャースのダルビッシュ有投手(31)は、本拠地初登板、31回目のバースデーを白星で飾れなかった。

 6回を投げて、3本のソロ本塁打を含む8安打3失点1四球2奪三振の内容で、勝敗は付かなかった。

 1回表の初球。1番L・ガルシアに、右翼ポール直撃の本塁打を浴びた。

 1-1の同点で迎えた4回表1死からは、4番デルモニコに右翼席へ勝ち越しのソロ本塁打を喫した。

 2-2と再び同点となった6回表には、3番アブレイユに左翼席へソロ本塁打を許し、またしてもリードを許した。

 7回表、ダルビッシュはマウンドへ向かったが、投球練習を数球こなした後、首脳陣、トレーナーらがマウンドへ。その後、すぐに交代が告げられた。

 球数は90球。防御率は3・83。

 試合は、2点を追う9回裏、ド軍が3点を奪い、逆転サヨナラ勝ち。ダルビッシュの黒星は消えた。

 試合後は、交代の理由について「腰の張り」だったことを明かし、大事を取ったものと説明。「腰が硬くて、我慢しながら投げていました」としながらも、次回登板については「次に改善できるようにしたいです」と話した。