ついにヤ軍の編成トップが動く。ヤンキースのブライアン・キャッシュマンGM(50)が、日本ハム大谷翔平投手(23)を直接視察する予定であることが28日、分かった。関係者によれば、29日に来日し、同投手の復帰登板が見込まれている、31日のソフトバンク戦(札幌ドーム)を訪れる。同GMが、獲得候補選手を直接視察するのは異例中の異例。盟主ヤンキースが、今オフにもポスティングシステムを利用してメジャー移籍する可能性のある大谷争奪戦に、並々ならぬ決意で臨む姿勢が示される。

 大谷の復帰登板に合わせ、メジャー屈指の「大物」が来日する。ヤンキースの編成トップ、キャッシュマンGMが、31日にソフトバンク戦が行われる札幌ドームを視察する方向で調整に入っている。ヤ軍は現在、レッドソックスと激しい優勝争いの真っ最中。多忙なスケジュールの合間を縫って、複数の幹部を引き連れての視察を実現させる。