カブスはわずか3安打で零敗を喫した。マドン監督は相手先発ストラスバーグに「追い込まれてボール球を振らされてしまった」と脱帽した。

 アリエッタを4回1失点で早々と降板させ、5回からエース左腕のレスターを投入し、勝機をうかがった。しかし、8回途中から登板した3番手がピンチを広げると、抑えのデービスが満塁本塁打を浴びた。ワールドシリーズ2連覇には負けられなくなった監督は「今まで通り準備するだけだ」と言うのが精いっぱいだった。