ヤンキースが、アストロズとのリーグ優勝決定シリーズ第6戦に敗れ、3勝3敗で逆王手をかけられた。明日21日米東部午後8時8分(日本時間22日午前9時8分)開始の第7戦で、ワールドシリーズ進出をかけた最後の戦いが行われる。

 ヤンキースは先発右腕セベリーノが、5回に3四球と2本の適時打で3点を奪われ降板。8回には安定感抜群だったセットアッパーの右腕ロバートソンが今季MVP候補のアルテューベに先頭弾、さらに3連打を浴び1死も奪えず降板した。打線は、第2戦で完投勝利したエース右腕バーランダーをこの日も打ち崩せず、得点はジャッジのシリーズ3号となる8回のソロ本塁打のみに終わった。

 第7戦の先発投手は第3戦と同じくヤンキースがベテラン左腕サバシア、アストロズが右腕モートンの投げ合いとなる。モートンは第3戦で、7失点で4回途中で降板している。

 ヤンキースのジラルディ監督は「我々はまだ、我々が目指すものを成し遂げるチャンスを明日に残している。今日の試合は忘れ、明日に備える」と話した。

 明日先発のサバシアは「次の1試合でワールドシリーズ進出が決まる。気持ちは高まっている」と話した。