カブスからフリーエージェント(FA)になった上原浩治投手(42)が28日、メジャー一本での現役続行を宣言した。

 ◆上原の来季は? 9年間で通算95セーブを挙げ、レッドソックスで世界一に輝いた13年には防御率1・09を記録するなどの実績を持つが、来年4月に43歳となる年齢がネック。それでも、今季43イニングで50三振を記録するなど三振を奪う能力は高水準を維持。奪三振率10・5は25セーブを挙げた15年と同じだった。大リーグ公式サイトは、ある著名代理人が「ほぼ全チームが中継ぎの補強を検討している」とのコメントを紹介している。メジャー全体で救援投手の負担が増えており、リリーフ補強を目指すチームと契約する可能性はある。上原は米ヤフースポーツが発表したFA選手ランキングで67位、救援投手内では23位に位置付けられている。