大谷翔平投手(23)が9日(日本時間10日)、エンゼルス入団会見に臨んだ。

 本拠地エンゼルスタジアムの正面ゲート前で、ファンにも公開される中で会見。エプラーGM、モレノ・オーナー、ソーシア監督、代理人のバレロ氏らが同席した。

 大谷の一問一答は以下の通り。

 -あらためて、エンゼルスに決めた理由

 大谷 エンゼルスだけでなく、僕にお話をいただいた全球団に感謝しているんですけども、その中で何かエンゼルスに縁みたいなものを感じたので、いい球団だなと思ってエンゼルスに決めました。

 -交渉の場にトラウトが来られなかった

 大谷 結婚式だったので来られないとビデオ電話で話をさせていただいたんですけど、、それはそうだなと思って、奥さんを大事にしてほしいなと思いました。

 -事前の情報が今回の決断にどう影響したか

 大谷 本当にそういう気持ちはなくて、まっさらな気持ちで何もなく各球団の方と話させていただきましたし、オープンな気持ちで話していく中で、ここに行きたいなと思い、お世話になろうと思いました。

 -トラウトとはどんな話をしたのか

 大谷 単純に、本当にいいチームだと言うことを聞きましたし、一緒にプレーしたいという言葉をいただいたのでうれしかったです。

 -二刀流にが注目を集めることについてプレッシャーは

 大谷 ミーティングでも話させていただいたんですけど、僕自身はファンのみなさんと球団が一緒に作っていくものだと思っているので、僕はまだまだ完成した選手だとは思っていませんし、そういう意味では、みなさんの応援で僕を成長させてほしいと言うか、僕もそれに応えていきたいと思っています。

 -日本ハム時代の11から17番に変更した理由と感想

 大谷 本当は27番にしようかな、というか、したいなという思いがあったんですけど、埋まっていたので17番にしました。(27番はトラウト)。

 -なぜエンゼルスに強い縁を感じたか

 大谷 それは感覚的なもので、どの球団も素晴らしいお話を聞けたと思いますし、気持ち的な部分でエンゼルスにしたいなという思いが出てきたので、決めました。

 -マウンドで投げるのと、打席で打つのとどちらが楽しみか

 大谷 どちらも楽しみにしていますし、最高なのはどちらも一緒の試合でできることだと思います。

 -多くのファンが集まったことについて

 大谷 日本でももっともっとプレーするときは多くの方がいたりするんですけど、こういう風にしゃべるというのはあまり慣れていなくて、聞き取りづらかったら申し訳ないなと思っているんですけど。今はすごい緊張しています。

 -日本のベーブルースと言われることについて

 大谷 すごい光栄なことなんですけど、ぼくの中では神様と同じくらいの存在なので。野球をやっている以上は、少しずつ近づいていけたらなと思いますけど、今日がスタートラインだと思っているので、ここから少しずつ頑張っていきたいなと思っています。