米大リーグは14日、キャンプインを迎え、プロ野球日本ハムからポスティングシステムでエンゼルスに移籍した大谷翔平選手(23)がアリゾナ州テンピでバッテリー組の一員として始動。日本ハム時代の投打の「二刀流」を継続し、メジャーでは伝説の名選手ベーブ・ルース以来の本格的な挑戦となる。

 背番号17を身につける大谷選手はこの日、キャンプインの2時間以上前の午前7時17分に球団施設に到着。引き締まった表情で、敷地外からサインを求めるファンには左手を上げてあいさつし、クラブハウスに入った。

 大リーグは岩手・花巻東高時代に志した。ドラフト1位で入団した日本ハムでは同一シーズンでの2桁勝利と2桁本塁打を2度記録。昨年12月に複数球団の争奪戦の末、エンゼルス入りを決めた。