【フェニックス(米アリゾナ州)1日(日本時間2日)=四竈衛】ドジャース大谷翔平投手(31)がダイヤモンドバックス戦に「1番DH」でフル出場。4打数3安打と、5試合連続安打&17試合連続出塁をマークするなど、「完調間近」をうかがわせた。

同地区の宿敵相手に逆転負けを喫した中、キラリと光を発したのは大谷の打席だった。3回。通算99勝左腕ロドリゲスに対し、外角へのカットボールに逆らうことなく、左中間をライナーで破る二塁打で出塁。不振時であれば、引っかけて右方向へのゴロになるところを、的確にミートして振り抜いた。5回には内角へのツーシームに詰まりながらも中前打。ベテラン左腕の両コーナーへの攻めに、バットを内側から出し、キッチリと対応した。

敗戦後のロバーツ監督は、いつもと変わらず、柔らかい表情で試合経過を自己分析した。「翔平が何本か打ったりしたが、中堅手(ダ軍バロッサ)が今夜の差を生み出した」と、再三のように美技を見せた相手の好守備をたたえた。その一方で、引き締まった投手戦の中でド軍の6安打中3本を放った大谷の名前を挙げたのは、同監督が納得したからにほかならない。

8回にも救援左腕からボテボテの二塁内野安打で出塁。5月11日には2割3分3厘まで落ち込んだ打率は2割8分9厘まで上昇した。試合前、ロバーツ監督は図らずも言った。「翔平はメカニック的にもハマってきたね」。この日、同地の最高気温は約38度。大排気量を持つ大谷のエンジンが、いつトップギアに入っても不思議ではない。

大谷翔平が3安打、第2打席で左中間二塁打→先制ホームインもドジャースは終盤に逆転負け/詳細>>