エンゼルス大谷翔平投手(23)は23日(日本時間24日)、24日午後1時10分(同25日午前5時10分)開始のブルワーズ戦での先発に向けて、キャッチボールなどで最終調整した。ホームゲームのオープン戦初戦とあって約1万席の指定席は売れ行きが好調。球団関係者によれば、ソーシア監督が大谷先発を公表した22日(同23日)以降「売り上げがのびている」という。

 テレビの取材で練習に訪れた球団OBの高橋尚成氏は、トラウトがブレークしたころを振り返り「あのときと雰囲気や(チームの)ざわつきが似ている」と、期待感を肌で感じた様子。大谷の初登板を前にソーシア監督は「今の時点で完璧じゃないのは当たり前。5月ぐらいまでに調子を上げてもらえたら」と気遣ったが、実力を発揮できれば結果はおのずとついてくるはずだ。(テンピ=本間翼、斎藤庸裕)