マーリンズのJ・T・リアルミュート捕手が故障者リスト(DL)から復帰して今季初めての試合に臨み、ヤンキースの田中将大投手をノックアウトした。

 3月11日以来離脱していたリアルミュートはこの日、5番で出場し田中と対戦。1回に遊ゴロで打ち取られたものの、相手の悪送球でチームは3点をリードした。

 リアルミュートは4−0で迎えた5回に、二死一、二塁から3ランを放ち、これで試合は7−0。田中はこの回を投げきって降板となった。

 リアルミュートは試合前、「自分の役目を果たし、力を尽くしてチームを助けたい。シーズンは浮き沈みの繰り返し。自分が入ることでチームの起爆剤になれたら」とコメント。チームは今季5勝12敗、ナ・リーグ東地区最下位と低迷している。