エンゼルス大谷翔平投手(23)がメジャーで初の4番に起用された試合で、メジャー記録が更新された。

 1回表、ジャイアンツの攻撃。無死一塁から2番ベルトがフルカウントから11球連続ファウル、合計16球ファウルし、ようやく21球目をフェアゾーンに打って右飛に倒れた。

 1打席で21球はメジャー新記録で、98年にアストロズに在籍していたリッキー・グティエレスの1打席20球が最高。MLB公式サイトによると、その時の相手投手は、当時インディアンスに在籍し、現在メジャー最年長のバートロ・コローン投手(44=レンジャーズ)だった。

 ベルト相手に21球を投げたエンゼルス先発のバリアは3回途中77球で降板。一方のベルトは第2打席で8球粘って右前安打、第3打席は9球粘って4試合連続本塁打。第4、第5打席はいずれも初球を打って右前安打と左飛。1人で計40球を投げさせた。