ヤンキース田中将大投手(29)が、6回2安打1失点2四球9奪三振の力投で、今季4勝目(2敗)を挙げた。

 ヤンキース打線が1回表、2回表に各5点を奪う猛攻を見せ、序盤に大量援護を受けた田中は、3回まで無安打とほぼ完璧な立ち上がりを見せた。

 4回裏に初安打、5回裏にはソロ本塁打を浴びたものの、終始、快調なテンポでアウトを重ねた。

 10-1と大量リードしたこともあり、6回で交代した。

 球数は88球。

 試合後は「ピッチング全体としては、まずまず投げられたと思います。初回、2回とで10点も取ってくれた味方打線に感謝したいですね」と振り返った。

 また、エンゼルス大谷との対戦が実現しなかったことについては、「長くプレーしていれば必ず当たるので、今回はこういう形になりましたけど、1カ月後どうなるか分からないし、何年も同じリーグ、舞台でプレーしていれば、対戦する機会はあると思うので、その時は来ると思います」と淡々と話した。

 快勝したヤンキースは8連勝を飾った。