エンゼルス大谷翔平投手(23)が、メジャー5度目の登板で3勝目を挙げた。試合後のインタビューでの一問一答は以下の通り。

 -セーフコフィールドのマウンドに上がってどんな気持ちだったか

 大谷 先発のマウンドなので、どうやってバッターを抑えようかなということしか考えていなかったので、プラン通りにいけたことに関しては良かったと思います。

 -カーブを含めて、変化球を多く使っていた

 大谷 その方が抑えられると思ったので。

 -これまでは左打者にスライダーを投げていなかった。今日は決め球としても使っていたが

 大谷 今日に関しては全球種まんべんなく、それなりに使えていた。各球団、各バッター、個人個人で特徴が違うので、それをとらえていければ、各配球、どういうカウントでどういうボールを投げるかというところにつながるかなと。

 -データがたくさんあるが、自分でどれくらい消化しているか

 大谷 どちらかと言うとそういう身体的な部分で勝負してきたと個人的には思っていたんですけど、やっぱりそれだけでは補えないものがあったりだとか、いっぱいデータがある中で、それを活用しない手はないなと思ったので、日本にいる時より、打席の中でもマウンドでも、その外でも、考える時間というのがすごい、長いかなと思います。

 -6回まで良かったが、7回に何が起きた

 大谷 特に疲れもなかったですし、何もなかったんですけど、3ボール2ストライクから、歩かせたくないなというか、(走者を)ためたくないなというところで出たホームランかと思う。

 -イチローがやっぱり打者で対戦したいと言っていた

 大谷 それはすごくありがたいですし、もしかしたらできるかもしれないと思っていたので、僕自身も、やる中で勉強になることがたくさんあると思いますし、そこは過ぎたことなので、正直、何もないですけど、そう言ってもらえたのはすごくありがたいと思ってます。