米大リーグ機構が24日、15年から本塁打率が上昇している要因を調査した結果を発表し、打球の空気抵抗の減少が挙げられるとの見解を示した。球の大きさや重さなどに違いはなかったという。

 空気抵抗が減った理由は特定できていないものの、ボールの芯の部分がより中心部に位置するようになったからとの説が報告された。昨季のメジャー総本塁打数は史上最多の6105本で、「ステロイド(筋肉増強剤)時代」とされる00年の5693本を大幅に更新していた。