【全日本合宿から】「やる理由はそれだけ」「全てが変わった」/友野一希&渡辺倫果

フィギュアスケートの全日本シニア強化合宿が7月3~5日、大阪・関空アイスアリーナで行われました。男女シングルのトップ選手が集い、講師として平昌オリンピック(五輪)銅メダリストのハビエル・フェルナンデス氏(35)が来日。夏の風物詩ともいえる機会で、各選手もシーズンの到来を実感する時間となったようです。

日刊スポーツ・プレミアムでは写真を交え、全7回にわたって、選手の言葉をお届けします。第5回は男子の友野一希(28=第一住建グループ)、女子の渡辺倫果(23=三和建装)です。

フィギュア

全日本合宿で記念撮影する、前列左から山本草太、中田璃士、三浦佳生、佐藤駿、友野一希、後列左から山下真瑚、渡辺倫果、青木祐奈、松生理乃、中井亜美、三宅咲綺、島田麻央、千葉百音、住吉りをん、ハビエル・フェルナンデス氏(撮影・上山淳一)

全日本合宿で記念撮影する、前列左から山本草太、中田璃士、三浦佳生、佐藤駿、友野一希、後列左から山下真瑚、渡辺倫果、青木祐奈、松生理乃、中井亜美、三宅咲綺、島田麻央、千葉百音、住吉りをん、ハビエル・フェルナンデス氏(撮影・上山淳一)

友野一希

―新しいシーズンに向けた現在のコンディションを教えてください

「ドリーム・オン・アイス」でフリーを披露させていただいて、フリーを3日間で4回お客さんの前でやったのが、結構体にいい意味で負担がかかって今日もすごくいい動きができていて、シーズン始まったこの時期にしては今までだとこれだけフリーをフルで何回も通すことはなかったのですごく動いているかなと思います。

全日本合宿の友野一希(撮影・上山淳一)

全日本合宿の友野一希(撮影・上山淳一)

―ショート、フリーそれぞれのプログラムの特徴はありますか

ショートの「That's It」の方は昨シーズンから引き続きになるので、前のシーズンの良さはしっかり引き継ぎつつやはり同じものではなく、より継続したからこその良さといいますか、よりすごくいいプログラムだったので、よりよい高い点数を狙っていけるようなそんなプログラムにしていけたらな、というふうに思います。

フリーの「It's a beautiful day」は今回新しく作ったもの。どちらもシェイリーン・ボーンさんに振付していただいたもので、前半から後半にかけて徐々に、前半から中盤は特に流れるような振り付けしてもらったもので、前半から中盤は流れる振り付けだったり、すごく音楽が単調ではあるんですけど、そこから後半ステップの部分でロックパートに入ってそれぞれの自分の良さがしっかり詰まっていると思いますし、もちろん迫力とか勢いとか自分の良さも出していきたいんですけど、歌詞に込められた意味だとか、メッセージ性の強いプログラムというか、そういう曲にはなっていると思うので、自分の内面の部分をさらに人生観とか、今までのスケートだったりとか、この長い時間スケートにかけてきたからこそ出せるものが出たらいいなと思うプログラムです。

全日本合宿で演技する友野一希(撮影・上山淳一)

全日本合宿で演技する友野一希(撮影・上山淳一)

―今一番に課題に感じていること、新しい技はありますか

まだ序盤なのであれですけど、やっぱりジャンプの完成度もそうだし、ジャンプ入れてのプログラムのクオリティー、あとは一つ一つの細かい部分、どこを切り取っても美しくなるように、勢いだったり、そういう自分の良さだけではなく、基礎的な部分をより今の時期に上げていけたらなというふうに思います。

全日本合宿で演技する友野一希(撮影・上山淳一)

全日本合宿で演技する友野一希(撮影・上山淳一)

―次のシーズン目標、意気込みを教えてください

現役を続けるからには、自分がやり残したことというか、まだまだできていないことも、まずはグランプリ(GP)シリーズで優勝だったりとか、GPファイナル、まずはそこをとにかく自分は目指していきたいなと。あと、世界選手権はショートフリーとスモールメダルを別々の試合で獲得しているので大きなメダルを狙えるように。自分はやる理由としてはそれだけなので、結果は大きいところを目指しては行きたいですけど、まずしっかり1日1日のその日の自分に向き合って、一歩一歩続けられるスケートができる喜びといいますか。現役である意味っていうのを、この1年でそういう現役であることの意味が演技に出たら、それはそれで自分は満足かなというふうに思います。

全日本合宿で演技する友野一希(撮影・上山淳一)

全日本合宿で演技する友野一希(撮影・上山淳一)

―フリーの選曲の理由は何ですか

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スポーツ

勝部晃多Kota Katsube

Shimane

島根県松江市生まれ。2021年4月入社。高校野球の神奈川担当などを経て、同年10月からスポーツ部に配属。バトル班として新日本プロレスやRIZINなどを担当し、故アントニオ猪木さんへの単独インタビューや武藤敬司氏の引退試合、那須川天心―武尊などを取材した。 23年2月から五輪班に移り、夏季競技はバレーボールを中心に担当。同年秋のW杯や24年夏のVNLなど。冬季競技はフィギュアスケートをメインに務め、全日本選手権は2年連続で取材中。X(旧ツイッター)のアカウントは「@kotakatsube」。