ドジャース前田健太投手が6勝目(5敗)を挙げた。

 立ち上がりにいきなり連打を食らって先制点を奪われたが、4番ホズマー、5番レンフローを連続三振に仕留めて最少失点に切り抜けた。2回も2三振を奪った後に8番ヘッジズに二塁打を浴びたが、投手の9番ラシェサイを三振に打ち取り無失点に抑えた。直後の3回表に打線が奮起し4安打を集中し、失策もあって3点を奪って逆転。前田もこれにこたえ、3、4回は危なげなく3者凡退に抑え、5回に1死から安打で走者を出したが併殺で切り抜けた。6回には先頭の1番ジャンコウスキーを四球で歩かせたが、2番アスアヘを一ゴロ、3番マイヤーズを外角スライダーで三振に仕留め、投球数が92球となったところでマウンドを降りた。

 投球内容は5回2/3を投げ、4安打1失点9三振1四球。防御率は3・13。

 6日に第2子の長男が誕生。産休制度の「父親リスト」を利用し、9日までチームを離れていた。「ドジャースタジアムで練習しながら家族とゆっくりできた。いい時間を過ごせた」と英気を養ったことが好結果につながった。

 試合は前田が降板した後に両チームが1点ずつ奪い合い、4-2でドジャースが逃げきった。