右肘手術か否かの決断を控えるエンゼルス大谷翔平投手(24)が、7日(日本時間8日午前9時10分開始)の敵地でのホワイトソックス戦にDHで臨む。

相手先発は、メジャー4年目の左腕カルロス・ロドン(25)。14年ドラフト1巡目(全体3位)で入団し、有望株として期待されてきたエース候補だ。昨季は左上腕二頭筋や肩の故障で長く離脱し、今季も序盤は肩の故障で出遅れたが、復帰後は期待通りの実力を発揮し、ここまで6勝4敗、防御率2・89をマークしている。最速97マイル(約156キロ)の速球に、スライダーと評価の高いチェンジアップが武器だ。

これまで対左腕ではスタメンを外れることの多かった大谷だが、4日のレンジャーズ戦ではメジャーで初めて左腕から本塁打を放つなど、対左腕の実績を積み重ねている。ロドンとは初対戦となるが、実力派の若手同士なだけに、好勝負が期待される。ホワイトソックスは中地区4位でエンゼルスより勝率を下回っているが、若手が成長し最近20試合は12勝8敗と好調なだけに、侮れない相手だ。