ポスティングシステムによる全球団との交渉が始まった西武菊池について、ジャイアンツが契約先として最有力だとサンフランシスコ・クロニクル紙のヘンリー・シュルマン記者が9日、ツイッターで伝えた。「ユウセイ・キクチは入団先の候補としてサンフランシスコを非常に気に入っている。ジャイアンツが第1候補かもしれない」と、ウインターミーティングの会場から速報。「代理人のボラス氏から聞いたわけではないが、信頼できる筋からの情報だ」とも伝えた。

菊池争奪戦には他にヤンキース、ドジャース、フィリーズ、レンジャーズ、マリナーズ、パドレスなど多数の球団が参戦すると米メディアで伝えられている。その中で獲得競争が激化するのを避けてか、アストロズは参戦しない可能性があるとの情報も浮上。ジ・アスレチックスのジェーク・キャプラン記者が「アストロズは先発3番手の獲得を重要事項にしている。しかし菊池獲得に全力を傾ける可能性は低そうだ」と伝えた。菊池の契約交渉は、来年1月2日(日本時間3日午前7時)の期限まで約3週間を残している。