ロッキーズに所属している元阪神の呉昇桓投手(37)が23日、メジャー40人枠を外れ、戦力外となった。

メジャー4年目の今季は21試合に登板し、3勝1敗、9・33と振るわず、左脇腹痛のため6月10日から負傷者リスト入りしていた。復帰に向けてリハビリを続けていたが、右肘手術をすることが数日前に球団から発表され、本人の意向で故郷の韓国で手術を受けると地元メディアで報じられていた。

呉昇桓は契約が終了する今季後は、韓国球界に復帰する希望も明かしており、これが実質的にメジャーでの現役生活終了となることが濃厚。16年に阪神からカージナルスに移籍し、18年にブルージェイズ、同年途中でロッキーズに移籍。3球団で232試合に登板し、16勝13敗、42セーブ、45ホールド、防御率3・31だった。