ジャイアンツのパブロ・サンドバル三塁手(33)が右肘の内側側副靭帯を痛めて9月の第1週にトミー・ジョン手術を受けることになり、今季残り試合への出場は絶望となった。

同選手は2012年のワールドシリーズでジャイアンツの優勝に貢献し、最優秀選手(MVP)に選出された。今季は107試合に出場して打率2割6分9厘、14本塁打、41打点をマークしていた。

ジャイアンツとの契約が今季限りのサンドバルだが、球団側は術後の回復を見守り、同選手がオフシーズンを過ごすマイアミで治療を受けられるように手助けする可能性を示唆した。

サンドバルが「父のような存在」と慕うジャイアンツのブルース・ボウチー監督は今季限りで勇退することになっており、もしも可能であれば手術前に同選手を1打席だけ立たせてやりたいとの温情を示しているという。(AP)