ミゲル・サノ内野手が14日、ツインズと3年3000万ドル(約33億円)での契約延長を正式に結び、コメントを発した。

年俸調停を回避し今回の契約に至ったサノは、代理人から条件等について知らされたとき、「それでいこう」と即決したことを明かし、「金のことは考えていないからね。僕はツインズでプレーすることを考えている。僕は将来を取り、家族を取った。現時点ではそれが最も重要な点だ」とコメント。生涯をツインズで過ごしたいとも語り、3000万ドルについては「大したことないよ。もっと手にできるからね」とジョークを飛ばした。

2018年はメジャー出場71試合でキャリア最悪の打率1割9分9厘、13本塁打と苦しみ、マイナーでプレーすることもあったサノ。しかし、昨季はケガで出遅れながらも、105試合出場でいずれもキャリア最高の34本塁打、OPS(出塁率+長打率)9割2分3厘をマークし、素晴らしい復活を遂げた。

サノは「自分の力を示すことができたと思う。昨季はそれを表明したようなもの。シーズンを通じてプレーすることはできなかったけど、いい数字を残したと思う。球団は僕がどれだけの力を発揮できるか知っているし、僕もそれを継続していくことを心から楽しみにしている」と抱負を述べた。(AP)