ドジャース前田健太投手(31)が、ツインズへ移籍することが決まった。複数の米メディアが9日(日本時間10日)、報じたものでツインズは前田のほか、1000万ドル(約11億円)を受け取り、ドジャースは若手の快速右腕ブラスダー・グラテオル投手(21)と今季のドラフト全体67位指名権などを得ることになった。

その一方で、ドジャースはレッドソックスから2018年MVPのムーキー・ベッツ外野手(28)、2012年サイ・ヤング賞左腕デビッド・プライス投手(34)を獲得。レッドソックスには、アレックス・バードゥーゴ外野手(23)と、ジーター・ダウンス内野手(21)、コナー・ウォン捕手(23)が移籍する。

当初は、レッドソックス、ドジャース、ツインズの3球団で大型の三角トレードが進められたが、レッドソックスがグラテオルの故障歴から獲得に難色を示し、一時は暗礁に乗り上げていた。

その後、三角ではなく、ドジャースとツンイズ、ドジャースとレッドソックスがそれぞれ交渉を行い、交換要員や諸条件を再検討した結果、キャンプイン直前に成立した。