かつてレッドソックスの指名打者として活躍し、ファンからビッグ・パピの愛称で親しまれているデービッド・オルティス氏が“断捨離”を始めた。野球関係の品以外に珍しいものも売りに出している。

オルティス氏は29日にボストン郊外の高級住宅地ウェストンにある自宅を公開し、現役時代の数多くの記念品を売りに出す予定。ロールスロイスのネオンサインや、コンポスター、ふくろうの石像といった変わった品も売られるという。

売却を請け負っている業者は、自社のウェブサイト上でその内容について「スポーツ関連の特別な記念品のほかに、美しい家具や調度品、デザイナーズブランドの婦人服とアクセサリー、トレーニング用品、娯楽室のテーブルなど」と紹介。野球関係の品としては、自身の額入りユニホームや首振り人形、コカ・コーラとコラボレーションした「ビッグ・パピ」のボトルなどがある。

オルティス夫妻は昨年、6寝室を備えた8100平方フィート(約753平方メートル)の自宅を630万ドル(約6億9300万円)で売りに出していた。(AP)