エンゼルス大谷翔平投手(26)が、プロ入り後の自己ワーストとなる19打席連続ノーヒットを記録した。5回1死一塁の第3打席、右腕バジットの92マイル(約148キロ)の直球に空振り三振を喫した。

前日21日は欠場し、この日は「5番DH」でスタメン復帰。1回1死一、二塁の第1打席は四球で、3回無死の第2打席は右直だった。これで2四球を含む18打席連続無安打。プロ1年目、日本ハム時代の13年に記録した18打席連続ノーヒットに並び、第3打席の凡退でワーストを更新した。

フォームに変化が表れた。メジャー1年目と2年目は右足のかかとだけを上げてタイミングを取り、体重移動を行っていたが、3年目のキャンプでは右足を少し上げ、打撃練習やオープン戦でも試した。今シーズン開幕後は過去2年と同様の形に戻したが、この日の第1打席から右足を少し上げるタイミングの取り方に変更。第3打席まで足を上げ、第4打席では右足を上げずに臨んだ。

試行錯誤が続くが、7回2死一塁の第4打席は3番手の左腕マクファーランドと対戦し、結果は遊ゴロ失策。無安打は20打席連続となった。