エンゼルスのペリー・ミナシアンGM(40)が、メジャー移籍の可能性がある日本人投手の獲得について、前向きな姿勢を示した。2日(日本時間3日)、日米メディアによる電話会見に応じ、「我々は全てに対してオープンだ。日本には多くの才能ある選手がいる。メジャーでプレーすることを決断した選手をまずは見て、我々に貢献してくれる可能性がある全ての選手を探っていく」と話した。

チームには日本人選手で大谷翔平投手(26)が来季の投手復帰へ向けて調整中だが、先発、中継ぎともに手薄な状況で、同GMは投手補強を最重要課題として挙げている。日本からは現時点で日本ハム有原航平投手(28)がポスティングシステム(入札制度)を利用し、ロッテ沢村拓一投手(32)は海外FA権を行使し、メジャー球団との移籍交渉が可能な状況。巨人菅野智之投手(31)も今後、ポスティングシステムを利用してメジャーに挑戦する見込みとなっている。

またエ軍はこの日、19年に守護神を務めたロブレスや中継ぎのミドルトンら5投手に対して来季の契約を提示しなかったことを発表し、当該選手はフリーエージェント(FA)となった。