【西武ネビン】帰国前に記者に残した2つのニホンゴ 頼れるリーダーはまたやって来る

西武のシーズン全日程が終わりました。主砲のタイラー・ネビン内野手(29)も契約最終年の来季への意気込みを口にし、帰国しました。のべ3年目の西武担当として今季は「対ネビン」も自身に課したミッションの1つでした。最初のひと言を今もなお、少しばかり後悔しています。

プロ野球

★主な内容

  • 4歳の少年が見た「9・11」の記憶
  • 首元のIDホルダーに即反応 リグレーの思い出
  • 来日2年目 日本で始めた挑戦

◆タイラー・ネビン1997年5月29日、米カリフォルニア州生まれ。21年にオリオールズでメジャーデビュー。タイガース、オリオールズ、アスレチックスを経て、25年から西武でプレー。2年間で通算240試合に出場し、打率2割7分2厘、42本塁打、111打点。父フィル・ネビン氏はドジャース大谷翔平投手のエンゼルス時代の監督。193センチ、102キロ。右投げ右打ち。

26年5月4日、お立ち台で笑顔を見せるタイラー・ネビン

26年5月4日、お立ち台で笑顔を見せるタイラー・ネビン

9月12日の試合前 意を決して切り出した質問

英語を自由自在に操れない以上、外国人選手の取材には壁が生じる。不慣れなりに英語で話しかけることは物理的にはできる。でも不慣れゆえに相手に気を使わせてはいけない。相手も仕事中だから。心理的なハードルが高い。

その日、9月12日の試合前。練習開始時間がいつもより遅かった。ネビンも割とリラックスしながらストレッチをこなす。浅田悠斗通訳(25)も隣にいた。今日はチャンスかな-。

本文残り88% (3696文字/4185文字)

1980年11月、神奈川県座間市出身。法大卒、2003年入社。
震災後の2012年に「自転車日本一周」企画に挑戦し、結局は東日本一周でゴール。ごく局地的ながら経済効果をもたらした。
2019年にアマ野球担当記者として大船渡・佐々木朗希投手を総移動距離2.5万キロにわたり密着。ご縁あってか2020年から千葉ロッテ担当に。2023年から埼玉西武担当。
日本の全ての景色を目にするのが夢。22年9月時点で全国市区町村到達率97.2%、ならびに同2度以上到達率48.2%で、たまに「るるぶ金子」と呼ばれたりも。