フリーエージェント(FA)のジョージ・スプリンガー外野手(31)を巡っては、ブルージェイズとメッツが獲得を目指していると伝えられるが、優位な立場にあるのはブルージェイズだという。MLB公式サイトが伝えている。

DJ・ラメーヒュー内野手やフランシスコ・リンドア内野手を含め、今冬のターゲットをことごとく逃してきたブルージェイズだが、MLBネットワークのケン・ローゼンタール記者は、同球団がFA市場の大物獲得を辛抱強く狙っているとレポートしている。

メッツは年俸総額が規定額を超過することは避けたいとしているが、スプリンガーを獲得すればその方針を貫くことは困難となり、ぜいたく税を課される可能性も。ローゼンタール記者は17日付けの米メディア「ジ・アスレチック」への寄稿で、メッツがそれを回避する策を取る可能性に触れつつ、規定額まで余裕のあるブルージェイズが優位との見解を示した。

ブルージェイズはスプリンガーに5年総額1億ドル(約105億円)以上の契約を提示したと報じられているが、同記者も関係筋から同様の情報を得たとコメント。事実であれば、ブルージェイズは同選手獲得のためなら大金を投じることもいとわないという姿勢を示したことになる。