フリーエージェントのトレバー・バウアー投手に対し、メッツが提示しているオファーは3年または4年という短期契約であるようだ。MLBネットワークのジョン・ヘイマン記者のレポートをMLB公式サイトが28日に伝えた。

バウアーを巡っては、メッツが投手としては年平均最高額のオファーを出したとの報道もあったが、ヘイマン記者はこれを否定。なお、現時点ではゲリット・コール投手が一昨年にヤンキースと結んだ年平均3600万ドル(約37億8000万円)が投手史上最高。

バウアーがトータルで高額となる長期契約を望んでいるのか、または短期で年平均が高くなるような契約を希望しているのか、それはヘイマン記者もつかめていないようだ。ただ、新型コロナウイルスの影響で収益が上がらないなか、昨冬のコールやスティーブン・ストラスバーグ投手のような長期のビッグディールが成立する可能性は低く、同記者はメッツ、あるいは対抗馬とみられるドジャースも短期契約を提示するだろうと予想している。