マリナーズの会長付特別補佐兼インストラクターを務めるイチロー氏(47)が23日(日本時間24日)、アリゾナ州ピオリアで“キャンプイン”した。ユニホーム姿は現役時代と変わらない一方、特注のマスクを着用してグラウンドに登場。ストレッチやキャッチボールなどで体をほぐした後、外野手の守備練習の際には、ティー打撃で鋭い打球を飛ばした。さらに、若手野手相手のフリー打撃に登板するなど、はつらつとした姿を披露した。

コロナ禍でも、帰国中や自宅のあるシアトルではトレーニングを継続。「ずっとやってましたよ。僕は変わらないです」。今キャンプには、外野手用に加え、投手用、内野手用と3種類のグラブを用意するなど、イチロー氏の野球に対する貪欲な姿勢は変わっていない。