エンゼルスの主砲マイク・トラウト外野手(29)が、念願のポストシーズン初勝利に向けた思いを語った。

2011年にエンゼルスでメジャーデビューしたトラウトは、8度のオールスター選出、3度のア・リーグMVPを誇るが、エンゼルスがポストシーズンを戦ったのは14年が最後。その際は3戦全敗と、苦杯を喫している。

春季キャンプに参加しているトラウトは22日のフルトレーニングを前に「そのことは間違いなく胸に重くのしかかっている」と語り、「状況を変えるには、どんな形であれ、プレーオフにたどり着くしかない」と話した。

夏に30歳となるトラウトは20代のうちにポストシーズン初勝利を味わうことはかなわなくなったが「プレーオフ出場を果たすために努力している。全員がそうだ。そう思わないならここにいるべきではない。僕らの目標は、プレーオフに進出し、ワールドシリーズを制覇するということ」とコメント。「確かに年は取ってきたけど、自分はまだ若いし、調子もいい」と意気込みを示した。(AP)