エンゼルス大谷翔平投手(26)が今季4度目となるリアル二刀流の「2番投手」で出場。今季6度目の先発登板で元祖二刀流のベーブ・ルースが1921年に成し遂げた「3戦連発翌日の勝利投手」を100年ぶりに目指したが、5回途中2失点で降板して勝敗は付かず快挙に並ぶことはできず、2勝目を挙げることはできなかった。
大谷は5回途中から右翼の守備に就いたが、7回の守備から退いた。打者では3打数1安打で打率は2割7分2厘となった。
エンゼルスは2-3で競り負け2連敗。
チーム | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 |
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CLE | 1 | 0 | 0 | 0 | 1 | 1 | 0 | 0 | 0 | 3 |
LAA | 0 | 0 | 1 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 |
【CLE】シベル(勝)、クレース、カリンチェク(S)
【LAA】大谷、ワトソン(敗)、シーシェク、ストリックランド、キハダ、スレイガーズ
6回裏 2番大谷第3打席 三安→二盗失敗
投手は先発の右腕シベル。先頭で打席に入り、初球を三塁前へセーフティーバント。快足を飛ばし楽々セーフ
次打者の2球目に二盗もタッチアウト。チャレンジするも覆らず盗塁失敗
7回の守備から退いた
5回表 投手大谷 同点ソロ浴びる
※ウォルシュの8号ソロでエンゼルスが勝ち越し
7番バウアーズ 2球目の甘い速球をセンターバックスクリーンに運ばれる同点2号ソロ
8番A・ロサリオ 初球のカットボールを中前打。無死一塁
9番ヘッジス 外角のスプリットで一ゴロ併殺
1番ヘルナンデス カウント3-1から内角カットボールが外れ四球。2死一塁
◆ここで大谷は降板し、右翼の守備に就く。投手成績は4回2/3、72球を投げ、5安打2失点2四球5三振で、防御率は2・37となった
※2番手に左腕ワトソンが登板
2番E・ロサリオ 空振り三振。大谷に勝敗は付かず
4回表 投手大谷 無死二塁しのぎ無失点
4番レイエス 内角スプリットをワンバウンドで左翼スタンドに飛び込む左二塁打。無死二塁
5番ネイラー カウント1-2から内角低めの154キロ速球で見逃し三振。5個目。1死二塁
6番H・ラミレス 4球目のスプリットがワンバウンドとなり二塁走者が三塁を狙うが、捕手スズキの好送球でタッチアウト。外角カットボールで遊ゴロ。ここまで59球
3回裏 2番大谷第2打席 中直
投手は先発の右腕シベル。1-1と同点となった2死二塁の勝ち越しチャンスで打席に入り、初球のカットボールをファウル。1球外れ、3球目の内角カットボールはスイングを取られ1-2と追い込まれる。2球外れ、フルカウントから6球目の真ん中高めのカットボールをジャストミートし痛烈な打球がセンターを襲うが、惜しくも正面で中直
3回表 投手大谷 7球で3者凡退無失点
1番ヘルナンデス 真ん中のスプリットで一ゴロ
2番E・ロサリオ 初球のカットボールで三飛
3番J・ラミレス カットボールで遊飛。ここまで47球
2回表 投手大谷 2三振無失点
6番H・ラミレス 外寄りのカットボールで三ゴロ
7番バウアーズ ストレートの四球。1死一塁
8番A・ロサリオ カウント1-2から低めの速球で空振り三振。3個目
9番ヘッジス 速球とカットボールで追い込み、カウント2-2から外角へのスプリットで空振り三振。4個目。ここまで40球
1回表 投手大谷 2安打1失点
1番ヘルナンデス カウント2-2から内角への落差のあるカーブで空振り三振
2番E・ロサリオ フルカウントから真ん中高めへの抜けたスプリットで見逃し三振
3番J・ラミレス 3ボールから1球ファウル。続いて速球で空振り。外角スプリットで二塁方向へのゴロ。二塁手のジャンピングスローは間に合わず二安。2死一塁
4番レイエス 初球に二盗成功で2死二塁。カウント2-2から真ん中低めのスライダーを三塁線を破る適時二塁打
5番ネイラー 2球目のスプリットが暴投となり2死三塁。外角の速球で一ゴロ。ここまで25球
◆インディアンスのスタメン
1番ヘルナンデス(二)
2番E・ロサリオ(左)
3番J・ラミレス(三)
4番レイエス(指)
5番ネイラー(右)
6番H・ラミレス(中)
7番バウアーズ(一)
8番A・ロサリオ(遊)
9番ヘッジス(捕)
◆エンゼルスのスタメン
1番イグレシアス(遊)
2番大谷(投)
3番レンドン(三)
4番ウォルシュ(一)
5番アップトン(左)
6番ロハス(右)
7番ウォード(中)
8番スズキ(捕)
9番フレッチャー(二)