メッツのサンディ・アルダーソン球団社長は7日、エース右腕ジェイコブ・デグロム投手のケガは右肘の内側側副靱帯(じんたい)の捻挫だと明かし、すでに回復していると述べた。MLB公式サイトが伝えている。

右腕に問題を抱えているデグロムは7月7日を最後に試合で投げておらず、同18日に負傷者リスト入り。球団側はデグロムの右肘が炎症を起こしていると述べてきたが、アルダーソン社長は今回、内側側副靱帯の捻挫だとコメント。「ごく軽症であり、自然に治癒した」と話した。

アルダーソン社長は「MRI検査の結果および医師団の臨床評価からも、靱帯の損傷はまったく見られない」と述べる一方で、同投手が今季中に復帰できるかどうかはまだ分からないと語った。

デグロムは先月25日にキャッチボールを再開したが、今月5日の時点では平地での投球練習にとどまっており、球団側はマウンドからの投球練習は9月中旬まで行わない見込みと述べている。