ワイルドカードから勝ち上がり、地区シリーズで2試合連続のサヨナラ勝ちを収め、3年ぶりの優勝決定シリーズ進出を決めたレッドソックス。選手らはチームを立て直したアレックス・コーラ監督を絶賛している。MLB公式サイトが伝えた。
コーラ監督は2018年から19年まで同チームを率いていたが、17年にアストロズでベンチコーチを務めていた際にサイン盗み問題へ関与したことが問題となり、20年1月に退任。だが同年11月に復帰すると、昨季負け越したチームを立て直してプレーオフ出場を果たし、11日には劇的な形でア・リーグ優勝決定シリーズ進出を決めた。
アレックス・バードゥーゴ外野手はコーラ監督を「とても重要な存在。素晴らしい監督だ。野球IQがものすごく高くて、試合運びやブルペン勢の起用など、まるでチェスをしているみたいだ。彼とともに仕事ができてとても楽しいし、とにかく幸せだ」と手放しで称賛。ザンダー・ボガーツ内野手も「昨季と違うことは明らか。監督や新しくやってきたメンバーのおかげでチームが息を吹き返した」と話す。
オーナーのジョン・ヘンリー氏は、コーラ監督が優れた判断を下すことで大きな違いを生み出すことができると評価。地区シリーズ第2戦で先発のクリス・セール投手が初回にいきなり5失点した際にためらうことなくエースを下げ、25歳のルーキー、タナー・ホウク投手にマウンドを任せたシーンがその言葉を裏付ける。ホウクは5回を2安打1失点に抑える好投で期待に応え、チームはその後12点を追加。コーラ監督は攻撃陣に下を向くなと檄を飛ばし続けていたという。
バードゥーゴは「チームがへこんでいたのは間違いない。でも、A・C(コーラ監督)がダグアウトを出たり入ったりしながら『大丈夫だ。まだ8回ある。このまま頑張れ』と言っていたのを覚えている。それがチームの雰囲気を決めた鍵だったと思う」と振り返った。



