エンゼルス大谷翔平投手(27)が22日、米有力専門誌ベースボール・アメリカのプレーヤー・オブ・ザ・イヤー(年間最優秀選手)に日本選手として初めて選出された。米専門誌の表彰としてはベースボール・ダイジェスト誌の最優秀選手に続く、2つ目の受賞。フィリーズのハーパー外野手、ブルージェイズのゲレロ内野手、ナショナルズのソト外野手、パドレスのタティス内野手を含む5人の最終候補の中から選ばれた。同誌の表彰は、18年に最優秀新人を受賞して以来。

大谷は今季、投手で9勝2敗、防御率3・18、156奪三振。打者では打率2割5分7厘、46本塁打、100打点、26盗塁をマーク。11月11日(日本時間12日)に発表される全米野球記者協会によるMVP受賞も最有力視されており、傑出した打者に贈られる「ハンク・アーロン賞」、選手間投票で選ぶ「プレーヤーズ・チョイス賞」の年間最優秀選手とア・リーグ最優秀選手の最終候補にも入っている。ベースボール・アメリカ誌の表彰は98年から始まり、今年は大谷の他、レッズのジョナサン・インディア内野手(24)が最優秀新人に選ばれている。