2021年のメジャー選手の報酬総額が、40億5000万ドル(約4455億円)であったことが分かった。新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)発生以前のフル稼働だった19年に比べて4%ダウンし、39億ドルだった15年以来の低水準となった。

全30球団中、選手報酬の総額が最も高額だったのはドジャースの2億6200万ドル。同球団は2015年に報酬総額2億9100万ドルというメジャー史上最高額を記録したが、これに次ぐ数字となった。

なお、メジャー最高の報酬を得ているのが、そのドジャースのトレバー・バウアー投手で、3800万ドル。同投手は今季、暴行疑惑を受けて7月初めに休職措置をとられ、期間延長が繰り返された結果、ポストシーズン終了までマウンドに立つことがなかった。休職期間中も年俸は支払われている。

メジャー第2位の高額報酬はエンゼルスのマイク・トラウト外野手の3700万ドル。ヤンキースのゲリット・コール投手の3600万ドルがこれに続いている。(AP)