ツインズなどメジャーで14年プレーしたフランシスコ・リリアーノ投手(38)が17日、代理人を通じ現役引退を発表した。

2005年にツインズでメジャーデビューし、6球団で通算419試合に登板し112勝114敗、防御率4・15。2年目の06年には球宴に選出された。17年シーズン途中には、青木宣親外野手(40=ヤクルト)、テオスカー・ヘルナンデス外野手(29)と交換でブルージェイズからアストロズにトレードで移籍し、同球団のワールドシリーズ制覇に貢献。ポストシーズンにはツインズ、パイレーツ、ブルージェイズ時代も含め11試合に登板し2勝1敗、防御率3・96と活躍した。

メジャーでは19年にパイレーツに所属したのが最後で、昨年2月にはブルージェイズとマイナー契約を結んだが開幕前に自由契約となった。

引退決断について文書で「最近になって自分の野球人生を振り返り将来を考える機会があった。家族や友人らと何度も話し合い、プロから引退することを決めた」と声明を発表した。